腰から足の痛みやしびれに大きく影響する梨状筋について
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この記事を書いている人 - WRITER -
柔道整復師。
「動作学研究会」、「冨金原カイロプラクティック学院」に所属。
しびれなどの神経痛や動いた時の関節や筋肉の痛みの治療を得意としている。
さらに内科的な面を栄養面からアドバイス出来るように「総合体力研究所」で学んでいる。
3店舗の整骨院での経験を得て、2012年5月に茨木市で正ひろ整骨院を開業。
一人ひとりの状態をしっかり診たいため、予約制で行う。
今までの経験からさまざまな治療を学ぶ事ができ、当院では「患者さんに苦痛を与えずに治せる治療」をモットーにしております。
梨状筋という筋肉をご存知でしょうか?
最近ではYouTubeで身体のことも細かく説明して下さり、ご存知の方も多いかもしれません。
ではこの梨状筋。
なぜ足のしびれと関係があるのでしょうか?
腰〜足の痛みやしびれの症状は、坐骨神経痛とよびます。
代表的なのが腰のヘルニア。
ヘルニアにより、坐骨神経に刺激が入り、坐骨神経に沿って足に痛みやしびれが出てしまうケースです。
このように坐骨神経のどこかに刺激が入ってしまうと、その末端は痛みやしびれなどを感じてしまいます。
そして坐骨神経に刺激を入れてしまう原因は、ヘルニアのほかに、多いケースが筋肉です。
そして筋肉の中でも1番影響受けやすいといわれているのが、「梨状筋」になります。
それは坐骨神経が梨状筋の深部を通過するためです。
梨状筋の柔軟性がなくなり緊張が続くと、神経に圧力をかけてしまいます。
ではなぜ梨状筋が緊張してしまうのでしょうか?
大きく言われてるのが3つ。
1、股関節を後ろに引く太ももの後ろの筋力の低下。
2、仙腸関節周りの筋力が低下し不安定な状態なため。
3、姿勢が悪くなり、骨盤が後傾(後ろに傾く)状態のため。
1、2、3ともに運動不足が原因の1つとなります。
となると解決の方法の1つは運動となります。
これが一般的に言われていることです。
しかしいかがでしょうか?
痛みやしびれで身体をかばいながらの運動。
かなり辛いですよね?
実際リスクも伴います。
脳は身体を守るために、痛みやしびれを出します。そしてその状態を記憶します。
つまり少しでも身体に負担のかかる動作が加わると、さらに痛みやしびれを出し、身体を安静にさせようとします。
そのため痛みやしびれを伴いながらの運動というのは、かなりシビアになります。
「運動したら良いと言われていても、痛くて出来ない」。
もしかしたら、同じように悩まれている方もおられるのではないでしょうか?
そこで施術や運動指導が必要になると私は感じています。
当院ではアキュスコープやマイオパルスにより、坐骨神経のラインを施術していきます。
それによりまず、腰〜足の痛みやしびれを軽減さ
せていきます。
そして動きやすい状態にして、
手技療法(ASC他動的運動療法)により、さらにスムーズな動きが出せるように施術していきます。
平行して、動作指導により、負担のかかりにくい動きを学んで頂きます。
痛みやしびれが出てしまう理由の多くは、力学的な負担が原因です。
ですので、その負担部分をかけない動きを学ぶことによって、辛い痛みやしびれを出しにくい身体の使い方に成長していきます。
自分で運動をしていても、痛みやしびれが取れないという方は遠慮なくご相談ください。
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柔道整復師。
「動作学研究会」、「冨金原カイロプラクティック学院」に所属。
しびれなどの神経痛や動いた時の関節や筋肉の痛みの治療を得意としている。
さらに内科的な面を栄養面からアドバイス出来るように「総合体力研究所」で学んでいる。
3店舗の整骨院での経験を得て、2012年5月に茨木市で正ひろ整骨院を開業。
一人ひとりの状態をしっかり診たいため、予約制で行う。
今までの経験からさまざまな治療を学ぶ事ができ、当院では「患者さんに苦痛を与えずに治せる治療」をモットーにしております。