ヘルニアの治療方法(正ひろ整骨院の特徴は?)
ヘルニアの治療方法に違いはあるの?
今回のブログは「ヘルニアの治療方法」について。
整形外科やその他の整骨院の治療方法をお伝えし、それを踏まえて正ひろ整骨院での治療方法の特徴をお伝えしていきます。
整形外科(病院)の治療方法
まず整形外科の治療方法。
最近は手術に踏み切るケースも減っており、保存的に治療していく傾向にあります。
ここでは、他との比較がしやすいように、保存的な治療のよくあるパターンをお伝えしていきます。
まず、痛みに対して「痛み止めの薬」。
筋肉の緊張に対して「血流を促す薬」や「筋肉の緊張を緩める薬」。
そして、腰を引っ張る機械で、椎間板の圧力を下げ、痛みを緩和させたりします。
それから、筋トレの指導が加わります。
整骨院や治療院の治療方法
続いて整骨院や治療院の治療方法。
目的は類似しますが、薬が処方できない分、手技で筋肉の緊張を取る、身体の歪みを取る、筋力をつける。などがよくある方法ではないでしょうか。
正ひろ整骨院でのヘルニアの治療方法
ではここからは、正ひろ整骨院でのやり方をお伝えしていきます。
正ひろ整骨院が、その他の治療院と大きく異なる点は「動き」を重要視する点。
まずは治療の大きな流れをお伝え致します。
- 炎症の除去
- 痛みの消去
- 筋肉の不自然な緊張を正す。
- 動きのくせを修正する。
- 動作指導
急性の症状にはアキュスコープ
まず、急性的な痛みなのか慢性的な痛みなのかによって施術方法が大きく変わります。
痛みがきつく、ズキズキするような痛みをともなっている場合は、椎間板や靱帯や筋肉などまだ組織的に傷ついており、炎症反応が続いていると判断します。
そのため炎症の過程を早めに終わらせるために、アキュスコープをメインにして組織の回復を早めます。
アキュスコープを使うことにより、組織の回復速度が約3倍早まると言うデータが出ています。
ここまでが、大きな治療の流れの中の「1、炎症の除去」と「2、痛みの消去」になります。
痛みやしびれを取るために「不自然な動きを修正する」
そして痛みの質が落ち着き、ある程度の動作ができるようになってきた段階で、ASC他動的運動療法に切り替えていきます。
ASC他動的運動療法の特徴は、手足をゆっくりと動かして、苦痛なく痛みをとっていくことが出来る施術方法です。
施術中に感じる筋の緊張をじわーっと取っていくことにより、動きのくせも修正でき、痛みが感じやすくなっている状況を変えていきます。
ヘルニアにより例えば坐骨神経痛などがきつく出ている場合、歩いていても痛みや痺れが出ている足は、上に上がっていません。
無意識に起きてしまっているこの不自然な動きにより、また痛みを作る原因になります。
実際このように足が上がっていない人の場合、ASC他動的運動療法でポーズを決めている時も、足を少し持ち上げただけでも、腰~足にかけての筋肉の緊張からの反発をすごく感じます。
施術中に、その筋肉の緊張を、ゆっくり動かしながら緩めていきます。
すると、ヘルニアで悩んでいた腰から足の痛みやしびれが「楽になってきた」と言ってくださいます。
結果的に歩く姿も変わってきます。
例えば、ヘルニアで足を引きずっていた方の動画です。
(以前、施術前後動画の撮影にご協力して下さいました。)
この時もご本人は映像を見るまでは、「ここまで足が引きずっているとは思わなかった」と言われていました。
以上が治療の流れの中では、「2、痛みの消去」 「3、筋肉の不自然な緊張を正す」 「4、動きのくせを修正」になります。
痛みを変えるには、「動作」を修正する必要がある
このように整形外科やそのほかの治療院との大きな違いは、この「動き」の部分に特に注目している点です。
静止状態の歪みや筋肉の緊張を調整するのも確かに大事ですが、日常は動作の連続です。
その動作を正しく修正していくことこそが、痛みを取るためにはとても大事と実感しています。
また、痛みが落ち着いてくると、結果的に筋力も上がってきます。
ちなみに先ほどの動画の患者さんも、治療後は「足にしっかりする感覚が出てきた」と言われていました。
予防も兼ねて、「動作指導」
そして痛みが落ち着き、動きの幅が広がってきたら、「5、動作指導」に移っていきます。
もともとヘルニアになってしまった原因は、不具合な身体の使い方をしていた可能性が高い。
その部分を確認し、修正した動作を意識してもらえるよう伝えていきます。
正ひろ整骨院でのヘルニアの治療方法まとめ
まとめると、正ひろ整骨院での大きな特徴は、痛みを取るために、「不具合な動作を修正していくこと」。
その過程で組織的な回復には、アキュスコープを使い、早めに組織回復を目指します。
そして炎症反応が落ち着いてきた段階で、日常の動きに対応できるようASC他動的運動療法を用い、スムーズな動きの幅を広げていきます。
動きのくせはなかなか1人では治せません。
もし、ヘルニアによる痛みや痺れでお悩みの方は遠慮なくご連絡ください。