靴や足底板が身体に与える影響は？
この記事を書いている人 - WRITER -
柔道整復師。
「動作学研究会」、「冨金原カイロプラクティック学院」に所属。
しびれなどの神経痛や動いた時の関節や筋肉の痛みの治療を得意としている。
さらに内科的な面を栄養面からアドバイス出来るように「総合体力研究所」で学んでいる。
３店舗の整骨院での経験を得て、２０１２年５月に茨木市で正ひろ整骨院を開業。
一人ひとりの状態をしっかり診たいため、予約制で行う。
今までの経験からさまざまな治療を学ぶ事ができ、当院では「患者さんに苦痛を与えずに治せる治療」をモットーにしております。
足には骨がいくつあるかご存知ですか？
片足で28個。
2つの足を1セットと考えると合計56個あります。
これは全身の骨の約4分の1に当たります。
すごいですよね。
骨同士は関節で、ある範囲での動きができます。そうなると、骨の数の多さからも、「足の動きのバリエーション」がとても多いことがわかります。
また足は、常に体の重みを支えている部分。
そのため自らが動くというのもあるけれども、床からの反発力も加わります。
床からの反発力で動いているという状況も合わせると、動きのバリエーションはかなり複雑です。
現在は靴も色々と開発され、足底板も様々なものがあります。
足の動きのバリエーションの多さからすると、当然かもしれません。
「自分に合った靴がない」とか、
「整形外科で足底板を作ってもらったけど、あまり役に立たなかった」
と言うような声を耳にします。
逆に「この靴を履くと全然疲れない」とうれしい声も耳にします。
足の動きのバリエーションが複雑なために、どうしても自分に合った靴もしくは足底板に出会うというのが難しいのかもしれません。
ではどうしたら良いのでしょうか？
私が靴を買う際は、「かかと」と「足の甲の部分」は必ず見ます。「かかとをしっかりフォローしてくれる」、「足の甲をしっかりフォローしてくれる」。
この2点は足の機能を守る上でとても大事。
軽くて柔らかい靴は、一見、楽に感じるかもしれませんが、実はその逆。
長時間歩く時には、しんどくなりやすいです。
「かかと」と「足の甲」はしっかりしたもの。
患者さんや周りの人にも、この点は伝えるようにしています。
今みで見たところ、運動靴に関しては、名前の知れたメーカーの靴は、ほぼこの点はクリアしています。
ただ、見た目を重視した、「かっこいい」「かわいい」靴は残念ながら、この点が抜けている靴もあります。
おしゃれと健康が必ずしも一致しない。
おしゃれ好きな方には悩ましい点かもしれませんね。
あと足底板。
これはアプローチ方法によったら、身体全体に影響を与えることができる、とても素晴らしい補助道具です。
でも、アプローチ方法がとても難しい。
整形外科でよくされている方法は、足裏の体重がかかる部分を測定して足底板を作る方法。
この方法は、個人個人の足にあったようで、実は身体全体の動きを見ていない分、やはり効果にばらつきがあります。
本当は足底板を仮ににつけた状態で、歩いてもらって、実際に「歩いた状況がどう変わるか」を、見ながら評価していきます。
これをやってくれるところは、正直少ないかもしれません。
私が以前セミナーで知り合った先生は、その当時はそのやり方をされていました。
今ではどのようなやり方をされているのかは知りませんが、以前紹介した患者さんがとても喜ばれていたので、きっと今でも一人ひとりの足に(身体に)合った靴もしくは足底板を作られているのかと思われます。
もし気になる方は、一度訪ねられたらと思います。
ホームページを載せておきますね。
正ひろ整骨院では残念ながら足底板までは、今はフォローしていません。
しかし痛みが足からの影響だと感じた際は、テーピングや、手技療法によって、足からのフォローをしていきます。
もし気になることがあれば、お尋ねください。
私が分かる範囲であれば、いつでもお答えいたします。
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柔道整復師。
「動作学研究会」、「冨金原カイロプラクティック学院」に所属。
しびれなどの神経痛や動いた時の関節や筋肉の痛みの治療を得意としている。
さらに内科的な面を栄養面からアドバイス出来るように「総合体力研究所」で学んでいる。
３店舗の整骨院での経験を得て、２０１２年５月に茨木市で正ひろ整骨院を開業。
一人ひとりの状態をしっかり診たいため、予約制で行う。
今までの経験からさまざまな治療を学ぶ事ができ、当院では「患者さんに苦痛を与えずに治せる治療」をモットーにしております。
