腹筋の役割
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この記事を書いている人 - WRITER -
柔道整復師。
「動作学研究会」、「冨金原カイロプラクティック学院」に所属。
しびれなどの神経痛や動いた時の関節や筋肉の痛みの治療を得意としている。
さらに内科的な面を栄養面からアドバイス出来るように「総合体力研究所」で学んでいる。
3店舗の整骨院での経験を得て、2012年5月に茨木市で正ひろ整骨院を開業。
一人ひとりの状態をしっかり診たいため、予約制で行う。
今までの経験からさまざまな治療を学ぶ事ができ、当院では「患者さんに苦痛を与えずに治せる治療」をモットーにしております。
年齢を重ねていくと下腹がプクっと出てくる。これって気になりますよね?
下腹を引き締めるのに、腹筋は活躍します。
しかし本来腹筋の役割は、見た目をかっこ良くすることではありません。
腹筋の役割としては大きく3つ。
1つ目は呼吸、
2つ目が肋骨など上半身の支え、
3つ目が身体が後ろに倒れるのを防ぐ、
です。
まず1つ目の呼吸。息を吐くときに、腹筋で空気を押し上げてくれます。
以前、ブレスダイエットというのが流行りましたよね。
空気を吐き出して、お腹を絞っていくダイエット。空気を吐き出す時に、お腹の奥がぐっと力が入る。
このように、私たちは空気を吐き出す際、腹筋も使って、横隔膜に作用し空気を押し出します。
これが腹筋の1つ目の役割です。
2つ目が肋骨など上半身の支え。
腹部には、内臓を収納する空間があります。
その空間は横隔膜、背骨の筋肉(多裂筋)、骨盤底筋、そして腹筋(腹横筋)によって覆われています。
これらの筋肉が収縮するおかげで、その空間の圧力を高めることができます。
高まった圧力のおかげで、肋骨や上半身などを支えてくれます。
このように上半身を背骨だけでなく、腹部の圧力でも支えてくれます。もともと前に倒れやすい肋骨などの上半身。背骨と腹部の圧力により支え、安定させています。
3つ目が後ろに倒れそうになるときに腹筋が防いでくれます。
腹筋は見た目のシェイプアップでも注目されますが、腰痛改善にも注目されがちです。しかし、腹筋を鍛えても腰痛改善には、実はあまり意味がありません。
むしろ必要以上に鍛えてしまった腹筋は、パフォーマンスの邪魔になってしまいます。
ではどうしたら良いのでしょうか?
「姿勢を意識する」です。
姿勢を意識するだけで、自然と腹筋は使っています。実際に姿勢を正すと、下腹部が引き締まる感じがしませんか?
このように姿勢を意識しながら様々な体操していくことにより、自然と腹筋もついてきます。
その方が、本当に必要な筋肉がつくのでおすすめです。
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柔道整復師。
「動作学研究会」、「冨金原カイロプラクティック学院」に所属。
しびれなどの神経痛や動いた時の関節や筋肉の痛みの治療を得意としている。
さらに内科的な面を栄養面からアドバイス出来るように「総合体力研究所」で学んでいる。
3店舗の整骨院での経験を得て、2012年5月に茨木市で正ひろ整骨院を開業。
一人ひとりの状態をしっかり診たいため、予約制で行う。
今までの経験からさまざまな治療を学ぶ事ができ、当院では「患者さんに苦痛を与えずに治せる治療」をモットーにしております。