パソコン作業が続くと肘が痛くなる方へ
パソコン作業、長時間になると辛いですよね。
目が疲れ、肩がコリ、首が重くなる。
そして人によったら、肘が痛くなったりもします。
「いつのまにか肘が痛くなってきた」。
このような方は、もしかしたらパソコン作業が原因かもしれません。
では、パソコン作業の「どんな動作」が肘に影響があるのでしょうか?
今回はパソコン作業で使う「手の動き」と「肘への影響」についてお伝えしていきます。
身体の仕組みを知ることにより、あなたが抱える痛みが少しでも楽になってもらえたら幸いです。
では早速実験です。
タオルを思いっきり握ってみましょう。
手首はどのような動きになっていますか?
手首がだら〜んとではなく起き上がっていませんか?
逆にタオルを思いっきり握りながら、手首をだら〜んとする方向に持っていってみましょう。
どうですか?
タオルを握る力が弱くなってきませんか?
このように握るという「指の動き」と「手首の動き」は連動しています。
つまりパソコンでタイピングしている時、指を、動かしやすいように、わたしたちは手首を立たせています。
手首を立たせるのに使う筋肉が、肘の外側の骨に付いています。
「パソコンのキ-を使う動き」→「指を使いやすいように手首を立たせる」→「この時に働く筋肉が肘の外側に付いている」。
指の動きと肘は、このような関係性があります。
では、パソコンを使っていると必ず肘が痛くなるのでしょうか?
いいえ、違います。
実は大事になるのは、手首の位置(動かし方)になります。
肘を痛めてしまう方の場合、
パソコンでタイピングをしていても手首を立たせない方がおられます。
この状態だと、指を使うのに適さない状態であるため身体を傷めてしまいます。
多くは「手首」、もしくは「肘」を痛めやすくなります。
もしご自身がこのような姿勢であったら、一度キーボードと自分の身体の距離を見てみてください。
キーボードが遠すぎると手首は立ちません。
この位置を変えるだけでも肘の痛みは軽減していきます。ぜひ一度お試しください。