「すべての不調は自分で治せる」
「現在の誤った医療を変えていくために、やるべき事は山ほどあります。
私に残された時間を有効に使って、1日1日を大切にしなければいけない。
みなさんも、ご自分の人生、ご自分の健康をご自分の頭で考えて、どうか行動、実践してください。あなた自身が、あなたの医師なのです。」
「すべての不調は自分で治せる」
精神科医、藤川徳美先生の本からの抜粋です。
以前ご紹介させてもらった「ウイルスとビタミンCについて」のブログもこの先生です。
本の内容は、栄養について。
特にプロテインやビタミンを利用した栄養療法になります。
栄養の考えは様々。プロテインやビタミンに対してあまり良い気がしない方もおられるかもしれません。
私も藤川先生の考えの全てに、共感しているわけではありません。
ただ、冒頭の文章でもそうですが、「本当に私たちの健康のことを思ってくれている」というのが伝わってくる本でした。
私は総合体力研究所で、栄養療法を学んでいます。そこでは、栄養を食品という単位ではなく、その成分である「栄養素」という単位で考えていきます。
そのため、藤川先生が言われている食品以外の方法として、プロテインやビタミンを利用することに対して、特に抵抗なく読むことができました。
どうしても必要量の栄養素を取ろうとしたら、食品だけでは難しく思います。
いろんな意見もおありかと思いますが、この本がプロテインやビタミンに対しての心理的な壁を取り除いてくれる、一つのきっかけになればなと思います。
特に今回のような新型コロナウイルスによる影響。
薬がないと言う点で、とても不安になってしまうかもしれません。
しかし、身体を作っていく材料(栄養素)がきちんと揃っていると、私たちの免疫力はすごく力をはっきします。
Twitterで様々なコメントを拝見させてもらっています。しかし、残念ながら新型コロナウイルスに対して、医療現場ではビタミンに対してあまり言われている先生たちはおられません。
一方、藤川先生を始めビタミンの大事さを一生懸命言われている先生たちもおられます。この栄養素の考えが「現代医学ともっと融合してくれたら良いのになぁ」と感じさせられます。
そうは言っても、2点、藤川先生と考え方が違う点があります。
まずは糖質制限について。
そして鉄分の量について。
糖質(ブドウ糖)は脳や、身体の関節内の液体部分に必要な栄養素になります。そのため一定量は必要と考えています。
あと鉄分の量。
総合体力研究所では、ビタミンを総合的に取ることにより、鉄分の吸収作用を上げています。そのため、この本に書かれているほどの量を、私は飲んでいません。
ただ、このように考え方を比較して、自分で考えたりするのも、藤川先生が言われている「ご自分の健康をご自分の頭で考えて」という願いなのかなと思います。
もし今身体のことで悩んでいる。現代医学では希望を持てない。
そういう方は、一度読んで頂きたいおすすめの一冊です。